Watsonは、人を越えた「スーパー店員」になる
WIRED.jp 最新情報 Feed
496Picks
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
技術的視点に立ちやや悲観的に捉えると、、
Watsonのアプローチは豊富な知識データベースの探索がベースなので過去情報からの発掘になります。その上で人間が考えた接客はこうあるべきというモデルの上でしか推論ができません。つまり、そのモデルが正しい事が前提となります。
普通の店員の接客レベルは出来ると思います。ただし、本当に価値があるのはスーパー店員の接客ノウハウであり、そこには人間が考えたモデルが当てはまらないのは分かりきっていて、多くの分野でそれは証明されてきました。先日のAlphaGOもそうです。
Watsonはコンピュータ自らがモデルを作り考えて学習する、いわゆるDeep Learningではないため、消費者に対するインサイトは限定的になると思います。なので、サプライズや感動を与えられるかというと正直厳しいのかなと思います。
Watsonからリコメンドされた商品を見て、「あ、そうだよね」ですぐ飽きられると思います。人間の場合、24時間365日チャットワークを含む労働は出来ない。出来たとしても、その人件費は馬鹿にならない。
また、インターネット上に溢れる無限の情報を瞬時に整理して、気象情報、地理情報、過去購買履歴や、趣味、趣向データに基づくレコメンドをすることも難しい。
製品の素材や成分の情報と、お客さんのアレルギー情報などを正確に把握してお薦めすることも厳しい。
AIは接客における利便性を圧倒的に向上させるし、人間は感情の機微を捉えたコミュニケーションくらいでしかかなわない。
ECにおいては、尚更AIだけで対応可能になるだろう。
![アプリをダウンロード](/resources/images/banner-app-download.png)