【石倉×鳩山】「取ってはいけない」厳しいゼミで人生の師に出会う
2016/05/16, NewsPicks編集部
イノベーターズ・トーク Part 1
【石倉×鳩山】「取ってはいけない」厳しいゼミで人生の師に出会う
2016/5/16
自分から遠い人から会いに行け
──石倉さんと鳩山さんは、1995年に青山学院大学のゼミで学生と指導教官という間柄で出会われ、以来20年ほど経ちますが、今今も交流を続けられています。鳩山さんは著書の中で「石倉さんは人生の師」と書かれていますが、そこまで慕われるきっかけは何だったのでしょうか。
鳩山:それを挙げるときりがない(笑)。いつのまにか関係が続いていた、というのがしっくりきます。
でも、青学のゼミで初めてお会いしたときに印象的だったのは、誰に対してもすごく平等で、差別しないこと。
というのは、当時の僕はやさぐれていたんですよ(笑)。父を亡くして、高校の成績もあまりよくなくて。東大もあっけなく敗れて、得意の英語だけで受験できる青学に入ったんです(帰国子女枠ではありません)。
先週、高校の同窓会があって、「鳩山って高校のとき、やさぐれてたよね。でも、今は立派になったね」ってみんなに言われたくらいで……。
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コメント
注目のコメント
自分の人生を動かした印象的な言葉を、言った本人が覚えていないというのは良くありますね。いつも誰にでも使う教科書のような言葉ではなく、その場で相手のことを考えて湧き上がってきた言葉だからでしょうか。
「自分の世界から遠い人から会っていく」というのは私も日頃から心がけたいです。人文社会科学でも、こういう少人数の密な議論をすることは非常に力になると思う。
いまの大学でそれが上手くいっていないのが、人文社会科学の教員数が少ないから。
そのため大人数の講義ばかりになってしまい、議論やアウトプットする機会が非常にすくなくなってしまう。
大学に関する法令で工学や医療系に比べて、非常に教員数が緩く定められていることが原因の一つだと思う。
まあ、教員数増やすと学費もっと上がりますが。
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