法整備で“商業宇宙”が勃興、宇宙ビジネスを“創造する”弁護士
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日本の宇宙活動法にあたる、アメリカのCommercial Space Actが成立したのは1990年代。宇宙活動法はサミットの影響もあり今国会で成立するかどうかが微妙になってきてます。民間宇宙開発を進めるためにも今国会での成立を熱望します。
宇宙ビジネスを変える10人を訪ねる宇宙特集、今回は法務の現場から見た宇宙ビジネスの最新動向を取材しました。
取材に応じた水島淳弁護士は、実はスタンフォード大学にてビジネススクールに通いMBA取得と2社の起業経験をもつ人物。
「一連のフェーズ」を経験したことを踏まえて、現在は宇宙ビジネスの「立ち上がり」を支援されています。
最も印象的だった言葉は、「法はクリエイティブな仕事だ」との一言。法は「ありもの」の「静的なもの」ではなく、むしろ弁護士自らが様々に働きかけて「創り上げる」ものでもあること。そして、法の創造とともに新たなビジネス領域もまた生まれてくるということ---こうした局面に関わるのが、法律家であるとの指摘はたいへん勉強になりました。
ご覧の通り、とても爽やかな印象の水島弁護士。インタビュー中もハキハキと、また意欲に満ちた雰囲気で宇宙ビジネスという〈新たなフロンティア〉への熱意を語られました。
今回の話は、宇宙ビジネスに限らず、「新規事業が立ち上がるときにとるべき法務の在り方」といった観点でも示唆に富む内容になっています。
ぜひ、ご一読ください。法整備の重要性って過小評価されがちだけど、ルールがなきゃゲームはプレーできない。この連載に法律の記事を入れたのは、素晴らしい判断だと思う。
記事自体は、全体的には良いと思うが、末尾の以下の箇所の意図が不明:
「ビッグバン以来の『歴史の証拠』をいかに守るかも争点になる。また、宇宙は地球の生き証人として『人類の共同遺産』という側面もある。」
一文目はplanetary protectionのことを言っているのか?もしそうならば非常に的を得ている。民間企業が勝手に火星に行って地球の菌で汚染し、火星にいるかもしれない生物を絶滅させてしまっては大変。NASAは火星探査機を全て高温殺菌しているが、そのような手順を民間企業にも義務付ける必要がある。
二文目は、謎。遺産は資産の間違い?でも宇宙は断じて人間の所有物じゃありません。