「不快な思いをさせて申し訳ございません」は謝罪ではない
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もうこんなんで男女差別とか言い出したら、何にでも差別差別って言えるようになる。そして、色々なことがやりづらくなる世の中になっていく。
HISからしたら、こっちが不快だわって感じな気がする。(差別的なサービスだったと思っていても)サービスが止められたことでリターンなんてないのだから。こういう風に言えば良いという指導どこかで見た気がいたします。
「あなたを不愉快にさせたことを非常に遺憾に思っている」と言う態度を表す。けれども罪を認めたわけでは無い…まさにここに書かれている通りのこと。
わかっててやってるのか、トンチンカンな謝罪をしたのかわかりませんが、、、こういう言い方、なんかアメリカ的と思ってしまいます。
もう一つ重要なこと、それは
『中止に追い込まれれば当然企画をするためにかけたリソースが全て無駄になり、多大な損失が生じます。ですから、性差別が何かを理解してそれに抵触しない広告や企画を行うのは、もはや重要なビジネススキルの一つであり、管理職や経営者がそれに欠けているのであれば、「能力が低い」「仕事ができない」と言えるのではないでしょうか?』
という文章の中に如実に語られている。日本人はというか日本のおじさまたちがこういう問題に鈍感すぎます。
もっと危機感を持ったほうがいいと思う。正しいと思います。
不快にさせたことを謝っても本質的に謝罪でないのはその通り。
でも、これは謝罪の受け手の問題でもあると思います。
"今回は、性の商品化という面もある、差別的な行為をしてしまい、申し訳ありません"といった言葉は多くの日本人は求めてないと思います。
これが差別であるかないかについて、火を噴くようなガチンコの論争を求める国民も多くはないでしょう。
両論出て、長引くでしょうしね。
頭を下げてるし、まあ謝ってるよね、くらいで済ませたい人が多数派で、多くの日本人のあいだに漂う空気を読めば、こういう"謝罪"になると思います。