脱ゆとり宣言に、ゆとり世代が怒りの声「私たちは失敗作ですか」
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ゆとり世代からマー君や錦織圭のような世界で活躍するスポーツ選手が生まれました。スポーツだけではありません。ピアノやバイオリンといった、もともとは西洋の音楽、楽器の分野でも世界的なアーティストが生まれるようになったし、クラッシックバレエでもヨーロッパの第一線で活躍するダンサーが登場しています。あらゆる分野で独自性を発揮して活躍する日本人は確実に増えています。これもゆとり教育により自分の好きなこと、得意なことに打ち込む子供たちが増えてきて、そして、そうした人たちが一流大学を出て一流企業に就職する人よりも尊敬され、憧れられる時代に変わった証拠です。
だから、ゆとり世代の皆さんも自信を持って欲しいと思います。宣言文は極めてまっとうな内容で、マスメディアとそれに影響される人が「ゆとり=緩み」というイメージを作り上げ、本質的ではないところで議論している気がします。
「答えのない課題を解決する力が必要だ」と主張する一方で「学習内容の削減はゆとりへの逆行だ」と主張する人も居ます。
少なくとも教育課程内の時間は有限ですから、「子供に何を伝えるべきか」の議論も結構ですが、「子供に伝えるべき優先順位が低く削減すべきは何か」の議論も同時に必要です。