北朝鮮の核ミサイル開発能力を、甘く見てはいけない
2016/05/07, NewsPicks編集部
第1回:北朝鮮のリスク(前編)
北朝鮮の核ミサイル開発能力を、甘く見てはいけない
2016/5/7
世界中で地政学リスクが高まっている。北朝鮮、中国、中東、地経学、アメリカ、日本をテーマにした、『21世紀地政学入門』(文春新書)の著者である、日本再建イニシアティブ理事長の船橋洋一氏が「世界の地政学リスク」を分析する。
野放し状態の北朝鮮
北朝鮮の核をめぐる歴史を振り返ると、まず1994年の米朝枠組み合意があります。
この枠組みは、簡単に言うと、「北朝鮮に軽水炉をつくらせる代わりに、核開発は止めさせる」いう内容です。
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コメント
注目のコメント
北朝鮮の国際的な脅威について語るときには、背景にある1950年朝鮮戦争の歴史を知ることが大切。
当初は南北の統一をめぐっての韓国と北朝鮮の戦争だった 。
途中から韓国をアメリカが支援、北朝鮮には途中から中国が介入→実質的にアメリカと中国の代理戦争へと様相を変えていく 。
1953年に休戦協定が結ばれ、中国にとって領土拡大のチャンスを逃した結果となる。
実は、この戦争には日本軍も後方支援を行っている。
北朝鮮の核開発をスポットでみるのではなく、歴史的背景を知ると見方が変わる部分もありますね。レジームチェンジを図ると、核オプションに打って出てくる可能性が高く、つまり、この先も何もできないということなんですね…。
持久戦を前提とした時の米軍の配置や役割などは、明日、触れられるのでしょうか?期待しています!
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