発達障害などで通級指導の子ども9万人余 過去最多
NHKニュース
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そうですか、日本でもやっと通級指導が普及してきたのですか。我が家の子供もアメリカで通級指導を受けている一方、日本の学校でカウンセラーをやっている友人から「日本では通級指導や専門家によるバックアップの仕組みがなく、個別の先生やカウンセラーが専門知識なく対応を迫られるので困っている」という話を聞いて、早く仕組みが整備されてほしいものだと思っていたので、少し安心しています。(ちなみに、小さい頃は本当に自立できるのか心配だった我が子も、ずっと指導を受けて高校生になった今では、ちゃんと自立して仕事ができる大人になれそうな見通しがたってきました。)
ただ、9万人しか対象者がいないワケはなく、もっとはるかに多いはず。また、自閉症とADHDとディスレクシアでは、対応の仕方も違いますし、どれにも当てはまらない謎のLDも多いし、それぞれの子供の個性によっても、指導をカスタマイズする必要があります。通級で「分離」するだけでなく、それぞれのコンディションに合った指導ができるよう、例えば学区単位でいろいろな専門家が必要に応じてバックアップするなど、複数層構造の体制が求められると思います。
引きこもりなどの問題のかなりの部分は、こうした問題を抱えた子供の二次障害であると思っています。生涯にわたって生きづらさを抱える困難とそのための社会的コストに比べれば、通級指導や専門家の配置のほうがずっと社会的コスト(本人、親御さん、周囲の苦労も含む)も少なくて済むと思います。