5歳の子どもが難解で退屈な「プログラミング」をロボットで楽しく理解できる学習システム「Root」
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レゴが教育版レゴのMindstormというロボットとプログラミングを組み合わせたものを発売していますが、主に中高生が利用しています。未就学児、小学生にはこのRootは良さそうです。
ただ、今年の夏からプログラミングが必修になるフィンランドでは、小学校低学年までは紙でプログラミングを学ぶ授業が行われます。先日、駐日フィンランド大使館で行われたデモを拝見しに行きましたが、紙に印刷されている「コンピュータ」を切り取り、自分なりの色づけをした後、子どもたち同士で見せ合いながら、コンピュータとはどのようなものか?を教師が優しく解説していきます。
フィンランドのプログラミング学習についてカリキュラム策定に関わったリンダ・リウカスさんが出版した『ルビィのぼうけん』という子ども向けのプログラミングをテーマにした絵本が10カ国で出版され盛況とのこと。日本でも来月中旬に出版予定のようです。
また、イギリスでも、最初にタブレットに触れさせるのではなく、1学級まるまる使ってプログラミングとは何かを教える授業があります。
生徒1人をロボット役に見立て、残りの生徒は口頭でその生徒に「1歩前進」「4歩横」「360度回って」など指示し、その通りにロボット役が動くというものです。
最初からタブレットなど端末に触れるのも良いかもしれませんが、プログラミングとは何か?という概念をアナログで学んでからでも良いと個人的には考えています。既にシンガポールでコーディング受講している2歳(!)のお子さんの親御さんからお話伺って思ったのは、「何歳だから無理」「早すぎる」というしばりは、大人が勝手につけているということ。
2歳でコーディング習うのも、9歳でビジネススクールに通うのも、もしかして何らおかしいことなどなく、子供の可能性に大人が限界を作ってはいけないなと改めて思いました。
それにしても、私もこれなら楽しくプログラミング学習できそう。プログラミングじゃなくても、楽しく知的好奇心を伸ばしてあげられたら素敵ですよね。
積み木やブロックに熱中する子は立体や幾何学的な感性が育つかもしれない。物の構築に強くなるかも知れない。
折紙好きなら展開図から思考を組み立てる感性が育つしれない。構造を捉える力が付くかもしれない。
モノを壊したり曲げたり捏ねたり。力学ベクトルの概念を感性で捉えられるかも知れない。
なんでも良いのだと思います。
それぞれがロジカルな思考にも結びつく。創造的な方向に向かうかも知れない。想像力に結びつくかも知れない。
たぶん、子供は自分で学びます。自由に。際限なく。手を動かす事で。
デジタルに必要な感性はデジタルでしか学べない?なんて事ないですよね。
ロジカルな思考も同じ。
何故なら、プログラミングは実際の世の中にある何かを題材にして、解決する為にあるので。
その上でこんな遊び方、あったら面白い。