武田テバ薬品が設立――テバ製薬のCEO兼社長に松森氏が就任
2016/04/15, 薬事ニュース
武田薬品工業とテバ・ファーマスーティカル・インダストリー(イスラエル)は4月1日、武田テバ薬品を設立した。
武田テバ薬品は、テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズの子会社である大正薬品工業を名称変更したもので、今後は従来品に加えて武田薬品の特許期間及び再審査期間が満了した医療用医薬品を取り扱うことになる。武田薬品からは、高血圧症治療剤「ブロプレス」、消化性潰瘍治療剤「タケプロン」、2型糖尿病治療剤「ベイスン」など長期収載品87品目が移管している。移管した長期収載品の売上収益は、1250億円程度(2014年度ベース)。また、設立に伴い、武田薬品からMRなど60名が異動、大正薬品工業の240名(MR)と合流した。なお、代表取締役社長は、大正薬品工業社長の菊繁一郎氏が務める。
また、同社の親会社であるテバ製薬のCEO兼社長には、松森浩士氏が就任する。着任は4月25日の予定。松森氏は1956年7月生まれの59歳。テバ製薬入社前は、自身でコンサルティング事業を経営しているほか、2013年から2014年までSBIバイオテックで代表取締役社長を務めた。また、2013年まではファイザーにおいて執行役員経営企画統括部長、取締役執行役員エスタブリッシュ医薬品事業アジアパシフィック地域戦略担当バイスプレジデントなどを歴任している。現社長の菊繁氏は退任し、武田テバ薬品社長に専任することになる。なお、テバ製薬は、今年10月以降に会社名称を武田テバファーマに変更する予定。
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