1年経過。スイス「マイナス金利政策」の2つの発見
2016/04/02, NewsPicks編集部
為替、金利への影響はいかに
1年経過。スイス「マイナス金利政策」の2つの発見
2016/4/2
日本に先駆けて1年前からマイナス金利導入に踏み切ったスイス。1年後の今、どんな結果が出ているのか。スイス・リー・バイスプレジデントのモリッツ・ザンダー氏が日本との比較も含めながら、マイナス金利政策を分析する
1年前の「スイスフランショック」
投資家たちがマイナス金利に直面している中、中央銀行はどこまで金利を引き下げられるのか思案している。
1月29日、日本銀行は量的・質的金融緩和(QQE)政策にマイナス金利を加えることを決定して市場を驚かせた(黒田東彦総裁は1週間前にはマイナス金利の導入を否定していた)。
世界経済に対する不安と、国内のインフレ率が目標の2%に近づかないことを懸念した日銀は現在、銀行が日銀に預ける当座預金のうち、一定額上の金額を対象に0.1%のマイナス金利を適用している。
日銀の「サプライズ発表」のちょうど1年前、スイス国立銀行(中央銀行)がスイスフランの対ユーロ上限を突然撤廃して、こちらも市場を驚かせた。
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