LNG基地工事現場を公開 タンク屋根をジャッキアップ 新地
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IHIと清水建設が考案した新工法の2例目。
通常の地上置PCタンクの場合、杭打ちと基礎工事が終わったあと、外側のコンクリートウォールを作りつつタンク内部で屋根を作る。ウォールと屋根が完成すると、一度密閉して空気を送り込み、屋根をあげる(エアレイジング)。屋根を固定したら内層工事に移るというシーケンス。
この工法は、屋根が上がらないと内層工事が出来ないところが弱点。
新工法は、ウォールを少し作ったら屋根をジャッキアップし、作った部分の内層工事もやってしまう。これを続けることで、屋根上げと内層工事を同時にやってしまい、スケジュールを短縮することができる(らしい)。
化学プラントなら敷地も広いし、エリアごとに大体人員を分けるので、遅れているところに集中して人を投入することもできるけど、タンクは敷地も狭いので投入できる人員にも限界がある。故にこういうスケジュールそのものを短縮するような工法は有用なんだろうなぁ。