放送の利益半減。窮地のフジテレビは、ネットで巻き返せるか
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昨日ホウドウキョクの「教育のキモ」に出演させて頂きました。テーマは「子どもの貧困と学力格差」。
昨年末、同番組でシニアコメンテーターをされている方からお声掛け頂き実現したものです。
毎週1回30分から45分間、このコーナーは設けられていて、その時々の教育領域で注目されていることが取り上げられています。
このコーナー以外にも、文科省や厚労省など省庁の担当者が出演してテーマごとに話すコーナーも毎週あり、地上波では視聴率の関係もあるのか見かけることのない取り組みをされていると感じます。
他のネットメディアと連携したり、地上波がリンクしてくるようになれば、今以上に面白い試みができそうです。フジは今、地上波が大変なのにネットを始めとした新しい分野に果敢に挑戦している。そこは素晴らしいところと高く評価したい。苦しい時の試行錯誤は将来必ず成果となって返ってくる。
日テレはHuluを手に入れたため、それまでやっていたいろんな野心的な取組みが、逆に消極的になっているような印象。
他局より遅れていた感のあるテレ朝もサイバーと組んだAbemaTVで一気に積極的になった。
TBSはTVerに本気で取り組んでいる。
ただどの局も担当者、担当部署レベルでの対応で、未来戦略としての全社的組織での取組みにはなっていない。これからの数年間でどこが早く大きな戦略絵図を描けるかに注目。
【追記】テレ東が抜けてました。言っときますが僕はテレ東、大好きですよ。実は一番いろんな可能性があるんじゃないかと思ってます。アニメや紀行ものという明確な得意ジャンルがあって新聞の中では最もネットに強い日経の傘下。他のキー局のような変なプライドもないし、急激に変化できる可能性が一番高いんじゃないでしょうか。春からの大型番組を任せた経営コンサルが消えるなど、放送本体は泣き面ハチ状態であるが、都市開発、イベント、映画など放送以外のビジネスが頭抜けて強いフジ。そしてNetflixとの協業などネット展開も活発で、成果も出してきている。M&Aなどの戦略も進んでいます。
案外、いま放送が厳しいことが、事業の多様化やネットへのシフトを早め、放送局の次のモデルを作るのかもしれません。体力はあるので、守りより攻め、だと思います。