泥沼化するメディア王国バイアコムの継承騒動【Part 1】
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注目のコメント
日本だけでなく、どの国でも、メディア・コングロマリットは、カリスマ経営者の独裁になりやすいのは、面白い傾向です。ドーマン氏に関する以下の記述は興味深い。
多くの一流エンターテインメント企業の経営陣は、創造的な才能や気まぐれなスターに対するマネジメント能力を誇りにする。だが、ドーマンの強さは別のところにある。バロンズ誌の2014年のインタビューで、彼は数学分析的能力と数学力(SATで満点)を自慢した。2006年にCBSを分割し、稼ぎ頭だったMTVを中心にバイアコムにしたがYouTube、MySpaceといったデジタル新興勢力にうまく立ち回れずに業績が低迷。
サムナーはMTV創設メンバーの一人、トム・フレストンを2006年にクビにしたが、その後トムはVice Mediaのアドバイザーとして急成長を助け、今やViceは”次世代のMTV"と言われるまでになった。
Tom Freston's $1 Billion Revenge: Ex-Viacom Chief Helps Vice Become the Next MTV
http://www.forbes.com/sites/jeffbercovici/2012/01/03/tom-frestons-1-billion-revenge-ex-viacom-chief-helps-vice-become-the-next-mtv/#51f81ef16fa0
2007年にYouTubeを大規模な著作権侵害で訴えてしまったたがために、YouTubeと協力関係を結べず、バイアコムコンテンツはその影響力を下げてしまった。
グーグルとViacom、YouTubeの著作権侵害訴訟で和解
http://japan.cnet.com/news/business/35045405/
バイアコムにまつわるあれこれは、歴史とともに紐解くと勉強になります。