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日本はこれからどこへ行くのか - 内田樹

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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    長くて読む気がしない。。


  • 多摩大学大学院 特任教授

    内田樹氏の文章は面白いので個人的には好感をもって読んでいる。只、自身で書いているように、「私は若いときからいつも「ウチダの論文は、話は面白いが論証が雑だ」と批判され続けてきた。その通りなので反論したことがない。」ということなので、この寄稿にも厳しい批判が寄せられることと思う。
    但し、「メディアは原理的に変化を求める。変化を嫌い、定常的に反復される制度文物があれば進んで手を突っ込んで「変化しろ」と急かし、場合によっては破壊しさえする。」という観察は、全くその通りだと思う。付け加えれば、これは自分が体験してきた金融の世界と全く同じ構造なのである。
    金融の人間にとって一番困るのは、マーケットが凪(なぎ)の状態であって、マーケットが上がろうが下がろうが、ボラティリティが高ければ利益を上げることはできるのである。もっと言ってしまえば、メディアや金融に限らず、今の全ての経済現象はそうなのかも知れない。
    内田氏と違い、私自身はグローバル資本主義が末期を迎えたとは思っていない。まだまだ資本主義が生き延びる余地は残されいるように思う。ひとつはITが作り出すバーチャル空間であり、もうひとつはグローバルに拡大する都市空間である。
    只、内田氏の言うように、「落ち着け」「浮き足立つな」はその通りだと思う。もう太宗の人々は、世の中の変化の速さに精神も体も追いつけなくなってしまっている。アメリカの大統領選を見ていると、かなり末期的な様相を呈しているように思う。何事においても、立ち止まってじっくり考えてみることが、これまで以上に求められているのではないか。


  • 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授

    内田氏が論証の雑さを認め、論の面白さを優先する姿勢で書かれているので、こちらも同様の姿勢で一言。

    神話の構造を研究したとき、世界は無限に発展し続けようとするエネルギーを象徴する物語がたくさんあることに気づいた。だがそれらの神話はかならず、発展の頂点で、自己より強い力に叩き落される。天をめざしたイカロスは太陽に近づきすぎ、羽が溶けて墜落した。プロメテウスは人間のためにオリンポス山の火を盗みだしたが、神々の怒りにふれ、冥界に幽閉された。

    これらの神話が語ることは、無限に発展はなく、世界は四季を巡るように循環しなければ永続しないという真理である。発展するエネルギーに身を任せる若者がいることで、四季を巡る老成した循環のエネルギーがバランスを取れる。だが話はここで終わらない。神話の根底にあるエネルギー観を見ると、この二つのエネルギーの対比が際立ったとき、世界は突然進化という飛躍を遂げる。

    一直線に成長し続けるグローバリズムの単線指向をいったんやめることは、ただ縮小や安定を意味するのではない。それは来るべきより大きな進化への準備となるのだと思う。


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