【鈴木おさむ】今は、30代、40代の男性が見たい番組がない
NewsPicks編集部
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今、ネットでどでかい、ビッグコンテンツを当てれば、「ハウス・オブ・カーズ」で名を挙げた、デヴィット・フィンチャー、ケヴィン・スペイシーのようにずっと語られる存在になるはず。ブランド戦略としても効果抜群。ファーストペンギンになるのは、相当トクだと思います。
30代、40代になってくると、家庭に仕事に多忙になってくるので、低俗なテレビ番組に時間を割いているのがとてももったいなく感じるんですよ。だから、テレビを見るなら「これを見るために時間を割いてよかった」と思える番組が必要。
そうすると、別に半沢直樹や下町ロケットみたいな経済ドラマだけじゃなくてもいいと思うんですよね。感動できればいいし、また自分を見つめ直せればいい、何かテレビ番組からこれから生きていく上でのお土産が頂けるのであれば、多分、この世代もテレビに向かうと思います。マスを狙って番組を作り、視聴率というKPIで評価することが、時代に合っていないんですよね。30代・40代男性といった性別・年齢といったデモグラ別の番組づくりも大事ですが、生活者の価値観やライフスタイル別に番組を作るのも大事です。TEDの視聴者は年齢というより、イノベーション共感層で、男女や年齢の垣根を超えていると思います。
そして、視聴率ではなく、課金による売上で評価できるようになれば、多様な各層に深く突き刺さる番組が増えていくと思います。その方向に進まないのは、既存のスポンサービジネスでまわっているから。黒船ではないですが、ネット業界という外の力が、テレビの本質を変えていくことに期待しています!