前例なきデジタル変革。UberやAirbnbはなぜ今生まれたのか
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小出さんのことは前から存じ上げていましたが、初めての対談。でも、社会に対する視点は、非常に納得感の高いものでした。
「今ある仕事をITによって変えること」から「デジタルトランスフォメーション」の時代になってきた。そして、そのインパクトは、10%から10timesに。
あと、私にとって学びだったのは、デジタルトランスフォメーションはインパクトが大きいため、既存の社会の枠組みを壊してしまうケースが多い。このため、社会が既存の枠組みを柔軟に変形していけるか?という社会許容度がデジタルトランスフォメーションの実現度・スピードを規定してしまうんですね。
日本をデジタルトランスフォメーションの一番波に乗せたいな、と思った対談でした。なぜ今生まれたのか。小出さんの主張はシンプルですけど、とても納得する回答でした。これだけITが欠かせないものになっているのに、IT産業は停滞。それを打破するためには何が必要か。柴沼さんと小出さんの答えは同じで、テクノロジーを売っているベンダー側に気づきを与えるお二人の対談でした。
柴沼さんが最後に仰って下さっている「ITの民主化」という言葉は初期の頃からメッセージし続けている言葉です。高付加価値のITを資金力のある大企業だけのものとするのではく、クラウドの形態をとることで中小企業のお客様にも使って頂きやすくする機会の平等化を実現する。日本での事業開始から15年過ぎましたが中小企業のお客様だからこその創意工夫で使いこなして下さっています。創意工夫のゴールは顧客対応や顧客サービスを改善・革新し会社を成長させるために。デジタルトランスフォーメーションと言葉にすると最近の言葉ですが、それ以前から地に足つけて顧客やマーケットに向きあいITを活用して革新をしてきた企業は日本各地に、企業規模や企業年齢も多岐に渡っていらっしゃる、そしてそのうねりが近年大きくなってきていると営業現場の現場感として感じます。