球場に観覧車や砂浜、動物園出現。1日中楽しめるテーマパーク化
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新規参入当初、楽天の本拠地球場は都市公園法の建ぺい率の問題で、これ以上の増改築は難しいと見られていた。2013年の日本シリーズへ向けての観客席増設の時も仮設で対応するなど、大方は「やっぱり難しいのか・・・」と見ていたが、その後も色々なアイデアを出し、球界屈指のボールパーク化を進めている。
その背景には、チーム名に東北を掲げているにも関わらず、つい最近(2012年)まで来場者の85%が宮城県、他県からの来場者を取り込むことができていない事実があったのだと思う。
ところで、観覧車の件。昨年12月、地元ラジオに出演した楽天の立花陽三球団社長が、観覧車設置の経緯について語っていたので、そのくだりを引用したい。
「去年(2014年)、実はイーグルスドーム(コボスタ宮城に隣接するドーム施設)を作る時に1個案があったんですよね。そのときはみんなで話をして観覧車だけをあそこに作っても意味ないよねと却下されて。今度は球場内にあるのは面白いという話になって、ウチの部長達の熱意に押されたかたちですね。観覧車はいくらだか知っています? 値段はちょっと言えないんですけど、投資回収というよりかは楽しい球場というコンセプトですよね。他球団の選手は嶋に観覧車に打球を当てたら観覧車のタダ券チケットをくれって言っているらしいですよ」
ということで、天然芝へのゴーサインは三木谷オーナーの鶴の一声だったけど、観覧車は三木谷オーナー発ではなく、球団職員発のアイデアです。
※本コメントを作成するにあたり、NPのプロピッカーでもある並木裕太氏の著書『日本プロ野球改造論』を参考にしました。