GLP投資法人、借入金利が実質マイナスに 15日から
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注目のコメント
確かにoggyさんご指摘のように、金利のポジションを全体としてスクエアにしていれば、野村にとっては金利予測云々は関係ありませんよね。なるほど。
借入主体側からしたら、変動金利を受取る(固定金利を支払う)スワップなので、tiborがマイナスで推移した場合、マイナス変動金利を受取る(=変動金利を支払う)ことになり、リスクは残るような。その場合でも、借入主体側が全体として金利ポジションをスクエアにしていれば、いけますね。
とにかく、金利スワップがマイナス金利になると、受取金利と支払金利が実質逆になるので、ややこしわ!って感じになってくる笑外資系不動産ファンドはイールドギャップ(不動産利回り−10年国債利回り)をベースに不動産投資を行う。
・東京:2.5%〜3%程度
・ニューヨーク:1.0%〜1.5%程度
・上海:1.0%〜1.5%程度
・ロンドン:1.5%〜2%程度
アメリカの利上げ、日本のマイナス金利により更にイールドギャップが拡大。短期的には日本への不動産投資が拡大する模様。REITは、ローン条件、スワップ条件がプレスリリースされるため、各金融機関ともにマイナス金利へのスタンスが表に出てしまう場所。この一週間は、皆悩ましい期間が続いているのではないか。
交換対象となった一ヶ月TIBORはまだマイナスではない。野村証券としては、どの道マイナスになるだろうという読みだろうし、そもそもスワップモデル上、マイナス金利も想定されており、現場としてはシステムに出てきた数値を提示したに過ぎないのかも。
今回のケースは元々の貸金のスプレッドが0.14パーセント。今回のスワップが−0.149パーセント。差し引き-0.009パーセント。本当に収益が出てしまう。但し、貸金発生時には、手数料が相応に掛かる。それを貸金期間で繰延べて費用計上するはので、利益は出ないことは一応述べときます。
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