【岡村聡】超富裕層は引退を考えず、老後をなくすことを考える
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連載最終回となりました。未だ投資業界の2トップであるバフェットもソロスも80代半ばという超高齢であるにもかかわらず、世界からの注目度は些かも衰えていません。直近のような荒れた相場は疲弊しますが、経験を積む良い機会としていきたいところです。
年配の方で活躍している方と話をすると、年齢に応じたバリューの出し方をよく知っているなーと思う。つまり、彼らが凄いのは若い頃と同じような可動量をキープするということではなく、働き方を変化させてバリューを出し続ける力こそだ。まさに、学んだ者にとって、老年は春だね。
"20代・30代の若者から老後が心配だからと資産運用について相談をされると、もちろん仕事ですから対応しますが、社会全体の健全性について心配になります。"
ごもっともですが、私もこの世代に入りますし、常日頃からこの世代の方たちの相談を耳にする機会が多々ありますけど、日本社会全体として育ってきた環境を考えるとやむを得ないとしか言いようがないですね。ですから、そもそも「老後」を考えないのも一つの手ですが、一方で「老後」と呼ばれる世代になった時にどのくらいの資産をつくっておいたほうが良いか、また何かしらのコミュニティに属しておけるよう何をすれば良いかなどを20-30代のうちから考えて今すぐできることは実践するというのも人によっては必要なことなのだと思います。