[27日 ロイター] - ブラジルの製鉄大手ジェルダウ<GGBR4.SA>は27日、住友商事<8053.T>、日本製鋼所<5631.T>と同国で風力発電事業を行う合弁会社を設立すると発表した。

新規の設備投資に2億8000万レアル(7000万ドル)を投じ、サンパウロ州ピンダモニャンガーバにあるジェルダウの製鉄所を活用し、2017年から風力発電タービン用の部品を供給する。

建設部門と自動車向け需要が急激に減少してブラジルの鉄鋼業界は低迷しているが、ジェルダウは今後数年間に風力発電産業の成長が見込まれるとしている。

ジェルダウは合弁会社の株式の50%超を保有し、100人の新規雇用を見込む。