フィンテックは個人投資家の生活を変えるのか Part 1
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注目のコメント
"「金融行為を行うための手段」も「金融リテラシーを向上させる手段」もすべて金融機関のシステムの中で囲い込まれている現状で、フィンテックの議論は意外に大きな変革を業界に突き付けているように思います。これから日本でフィンテックが隆盛を迎えるとすれば個々の技術やサービスの向上といった個別の分野ではなく、金融システムや社会システムを変えるような大きな変化につながるのかもしれません。”
上記はたしかにその通りですが、だからこそ今般のFinTech(フィンテック)の一連の動きには懐疑的にならざるをえないところもあります。というのは、このFinTech(フィンテック)で日本の金融システムに包括的な変化がもたらされるとすると、大手金融機関にとってはそれが望ましいとはいえない事態を引き起こす可能性があるからです。端的に言えるのは人員削減に繋がるということです。欧米の金融機関はこれに対応する意味も込めて現状既に人員削減を順次行っていますが、日本の大手金融機関に可能と言えるのかどうか。これが伴わないとなると結局金融機関に都合の良いミニマムな変化で終わってしまうような気がするのですが・・・。単語だけが先行することはよくあることでしょう。確かに金融機関が変わるのは、簡単ではないように思います。
とはいえ、テクノロジーの進化は続くので、変化することを前提とした開発を金融機関にも進めて欲しいですね。
また、金融に限らず、アンバンドリング化という考え方は、意味がありそうです。
色々なサービスについて、最適な組み合わせは、個々人により異なります。
サービスを分解しながらシステム開発し、それぞれを組み合わせる自由度を持たせると面白いと思います。