「普通」ってなんだろう?子どもと関わるときに大切にしたい「インクルーシブ教育」という考え方
LITALICO(りたりこ)発達ナビ
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注目のコメント
「君、仕事ができると思ったら普通だね。」
「あなた、いい男だと思ってたのに普通ね。」
「素敵な女性かと思ってたけど、普通だな。」
「作ってくれた料理、普通だね。」
「あなたって普通ね。」
どうでしょうか。
嬉しいでしょうか、言われたら悲しいのではないでしょうか。
普通は目指すべきものではありません。
自分は普通だって、言う人ほど、そうは認めてないはずです。
普通でいたくないけど、普通と思おうとする、それは実は辛いことです。
普通と思っている人ほど、自分の可能性を信じているのです。
だからこそ辛い。
それを知ることで大きく違います。
そして、
何をもって普通と定義するか分かりませんが、どれも平均値をとって、それを普通とするならば、全てが平均、
面白くないですよね。
そして、全てが平均、そんなことはありえません。
容姿、体型、考え方、行動、すべてが少しずつ違います。
その、小さな違いを大事にすることです。
何が好き、嫌い、
何が得意、苦手、
何が嬉しい、悲しい
自分の価値観や自分の傾向を知ることです。
確かに個性といってもいいのかもしれませんが、
個性と思わなくてもいいのではないでしょうか。
単に自分はこんな人なんだなって、知るだけで違います。私が大学で学んでいた頃は、『障害児教育』だった。それから20年近くが経ち、「障害の有無にかかわらず、一人ひとりに異なるニーズがある」という概念に基づく『インクルーシブ教育』へ。時代は、確実に動いている。