信頼と相互依存によるクラウドソーシングが、個人、組織、社会を循環させる
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アダムスミスは、お互いに知らなくても、交換という手法を使うことで、必要なものをやり取りし、全体最適を図ることが出来るといった。これを市場メカニズムという。
今は、SNS、金融のブロックチェーンも含め、全ての情報が明らかになり、信頼のチェーンが出来てきた。結果、会う前から、互いに相手のことを知ることが出来る。これを信頼チェーンという。
社会を支える根底の価値観がコペルニクス的反転を起こしているのは確か。信頼は成長につながります。
相手からの絶対的な信頼があると、それに報いたくなる。信頼され続ければ、自分にそういう可能性があるのかもしれない、どうしたらそうなれるか、そんな風に行動していく確率が上がります。
結果や実績があるから信頼するのではなく、その人自身の可能性を信頼することです。
結果や実績がないと信頼しないのであれば、それはその人自身を信頼しているのではなく、結果や実績を信頼していることになるわけです。
精神科医療で言うと、入院してくる患者さんはうつ病などを何度も繰り返していたりします。
過去の結果や実績を信頼するならば、まず間違いなく再発します。
そうではなく、その人ならば落ち込むことがたとえあったとしても、それに対処して、自分のしたい生活に向かっていける、そういう力があると信じること、その人自身の可能性を信頼することが、医療を提供する前段階で必要です。
相手を信頼しなければ、医療者が一方的に指導することになるわけです。
自分では学んでいけない、自分は教えられる立場だと実感してしまいます。
相手が自分で病気に立ち向かっていける、対処していける、
その方法を自分で考えてもらえるように、今までの経験を活用してもらえるように、それを引き出すような関わりにとどめたりするわけです。
クラウドソーシングも、信頼して任せられるからこそ、パフォーマンスがいいわけです。
疑心暗鬼で信頼されなければ、任せられたい、仕事がしたいという人は登録されず、回らないシステムになるでしょう。最後の結論は個人的にはちょっと無いですが、考えさせられる相当に重要なテーマですね。
自分の仕事の身の回りで言うと、クラウドワークスは便利でコネの要らない下請けであって、構造変化には至っていない印象。
でもクラウドワークスの世界には期待したいし、どこかで大きな変革が起こって来ると思ってます。はしりはホリエモンさんですかね。今の所はやっぱり。