民主的な制度が腐敗を生むスポーツ界の不条理
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注目のコメント
スポーツのマーケティングとか、スポーツ政策、スポーツ社会学とかは研究されているんですが、今回の話題みたいにスポーツ界の内部での制度や仕組みの分野って全然議論や研究がされていません。
だから日本サッカーにとって内閣総理大臣を選ぶくらい重要な日本サッカー協会の会長選挙が全然注目されずにPickしてもこのように過疎るんです泣↓
https://newspicks.com/news/1328604
どうやったらその競技自体が普及・発展するのか、というだれも専門にしてない分野を専門にしようと思ってます。民主的な裁量を敷いて会長を決めても、その会長が所属する国、地域の利益になるようなおいしいところを総取りされてしまう。また大会のマーケティング、放映権などの問題も絡んでおり複雑だそう。
かと言って、権限を一部の強い協会などに与えてしまうと、小さな国々が表舞台に立てなくなるというジレンマもある。
このような状態の中で、その分野で権限のない小さな国々が、自らの利益だけを考えて全体に主張するのではなく、信頼性の問題を考えて、大局的な視点に立ち行動していくということ、これは重要だと思う。
ただこのような対策をとっても権限のない国々が台頭するようになるのは時間がかかる。上記のような行動を念頭に置いた上で、どのくらい多く権限のある協会などに関わり続けることが出来るか、ここが重要になってくると思う。
地道にコツコツと続けること以外道はない。スポーツの国際機関の中は実際に体験したことのある人しかわからないことなので、いろいろ知ることができて面白いです。
ワールドラグビーの保守的かつエリート主義な体制、FIFAの民主的制度の悪いところ、ラグビーの草の根運動の難しさ、時に自国に不利になっても保たなければならない権力基盤など。