【隈研吾】クリエイティビティを求めオフィスが「家」化する
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日本を代表する建築家、隈研吾氏に「未来の家」についてインタビューしました。
国立競技場の設計も決まり、ますます注目が高まる隈氏ですが、家は建築家にとっても重要な存在のようです。オフィスがクリエイティビティを求めて「家」化しているというのは、興味深い視点。アリババのオフィスやLINEの研修センターの設計の依頼も隈氏のところに舞い込んでいるというのは、その象徴なのでしょう。以前、現東大の稲見先生と一緒に、インタフェースの観点から家庭とオフィスを眺めて見たことがあります。実は、家庭とオフィスでは、そこにあるものの柔らかさが異なります。プライベートな空間ほど、ものが柔らかく温かくなるのです。車と電車で比較しても分かりやすいかと思います。
そんな中、オフィスで使うような硬くて冷たい情報機器を、ベッドルームで寝そべって使うのは本当に正しいインタフェースのあり方なのか?家庭に入りこむインタフェースは、もっと柔らかくあるべきなのではないか?みたいな話でした。
この記事を見て、クリエイティビティという観点からも、オフィスの家庭化は大事で、そこではやはり、既存のPCやタブレットとは違ったインタフェースのあり方が求められそうだと、再認識しました。家の概念が変わっていく…。
建築家の方は、建物のデザインというより、もっと遠いところから人間の生活を俯瞰して物事を見ていますよね。
だから、建築物を通して暮らしを提案できるんだと思います。