【楠木建×IBJ社長】成婚率50%超を導く、婚活カウンセラーの凄技
2015/11/28, NewsPicks編集部
戦略ストーリーの達人たちIBJ編Vol.4
【楠木建×IBJ社長】成婚率50%超を導く、婚活カウンセラーの凄技
2015/11/28
成功する企業には「優れた戦略」がある。優れた戦略の条件は「そこに思わず人に話したくなるようなストーリーがあるかどうか」と説く楠木建・一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。本連載では、「戦略ストーリーの達人」たる経営者との対話を通じて「稼ぐ力」の中身を解明する。
婚活カウンセラーは「武器商人」
楠木:前回、直営結婚相談所のカウンセラー付きサービスは成婚率53%という話が出ました。では、カウンセラーはお見合い以降、会員と、どのように関わっていくのか。具体的にお聞きしたいと思います。
石坂:まずプロセスを説明すると、当社の結婚相談所に入会してもらった会員には、相手を検索→申し込み→個別紹介→お見合い決定→お見合いカレンダーに日時登録をシステムで行ってもらいます。
そして、実際にお見合いして、「ちょっと違うな」という場合は、カウンセラーがお断りを代行。カウンセラーに「もう一度会ってもよい」と答えると、「交際」となります。
楠木:交際のフォロー、サポートもするのですか?
石坂:もちろんします。ここもノウハウ化されています。交際が始まると、最初はどなたもぎこちないので、たとえば、男性には「一日に一度、“おはよう”でも“おやすみなさい”の一言でもいいから必ずメールを送ってください」などと、アドバイスします。
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コメント
注目のコメント
ちゃんとメールで毎日やり取りする。毎週会う。ストレートに、好きですと言う。万が一の時には、お断り代行をする。ここまでアドバイス・支援されると、ちょっと抵抗感あるな~
でも、人間の気持ちの本質をついてるよね。ちゃんと、向き合い、気持ちを伝える。
石坂さんは、婚活ビジネスと心中するとのこと。その延長で、結婚生活を良い形で維持するところまで、是非サポートしてあげて欲しいですね。読めば読むほど頼もしい。思いを伝えた方がいいとは頭の片隅にあっても、なかなか伝えることができない。これができる人は結婚してますしね。笑
誰かに背中を押してほしいとか言えって言われたとか、口実を求めているグレーな人が意外と多いのでは。そこをしっかり支えてあげるだけでサービスとして充実したものになりますよね。