東芝、WHの減損非開示で東証基準に違反
コメント
注目のコメント
<蛇足>
未必の故意、ですか。。。
<追記>
WHやばそうなので、一体としたのでは、というのは誰もが突っ込みたくなるし、質問もしたが、実際に、統合して、シナジーもあり、東芝国内から炉などを輸出したり、一体にはなってきているのも事実ではある。
あと、先週、一橋大の次世代CFO育成講座HFLPで経営重心中心に講義した。40名くらいの日立やソニー、オムロン、日清紡、セブンアイなど一流企業の役員クラス。座長でガバナンスコードをリードされている伊藤邦雄先生や東証の方に、東芝問題に関連して、長期投資に必須な、長期資産の割引率や期間の開示や統一をすべきでは、と意見申し上げた。
<元>
東芝のWH開示姿勢は問題があったが、最悪でも先日の7日には出すべきだった。
粉飾問題とは違うが、開示姿勢には大きい問題である。
これまで、一貫して、アナリストの指摘も、マスコミの指摘にも、「WH減損はない」との回答だったが、「WH単体では、減損をしたが、連結ではしていない」と言えば済むことだった。
セミコン社の分離上場以外に、こんな開示しかできないのであれば(理由は、国家安全保障などいろいろ解るが)、切り離して、東電かどこかと一緒にして、国家管理とすべきだろう。これでも上場廃止にならないのなら、何をすれば廃止になるのだろう、、、裁量ばかりのガバナンスで、ETFの半額以上を中央銀行が保有する。日本の株式市場は不健全極まりないですね。
マーケットが開いている時間に減損額について発表があるということに驚き。
2012年の減損額はWH単体決算で9億3,000万ドル(約762億円)ののれん代の減損を計上し、連結純資産の3%以上の基準に該当したにも関わらず開示していなかったことに、情報開示の恣意性を感じる。
なお、東芝連結決算に計上されているWH資産の減損については、12年度、13年度とも認識されなかったと繰り返し指摘したということだが、このIRに対する姿勢は不信感につながるだろう。
(参考)東芝リリース
http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/news/20151117_1.pdf
(追記)
日経の同記事にもコメントが付いているので、以下、参考まで
https://newspicks.com/news/1254889