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初等課程プログラムは3歳から、国際バカロレアに乗り遅れるな

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks編集長

    【3歳からのグローバル学歴競争特集Vol16】今回は、最近何かとよく聞く「国際バカロレア(IB)」の概要とその高得点を獲得することで開かれる道についてお伝えします。文系理系の明確な区分けがなく、必修6科目には芸術も含まれます。もちろん小論文も……。総合力が試されるということでしょうか。センター試験等に比べ、採点も大変そうです。


  • 国際エデュテイメント協会 代表理事

    私は、ベルギーのインター校でIBプログラムを高校1年、2年時に受講していました。正直言って、めちゃくちゃ難しい+大変です。数学、物理、化学、英語、日本語、地理を取っていました。

    まず、記事に追加情報ですが、
    ディプロマには2種類あり、「Full IB」と「Part IB」というものです。1教科7点満点です。「Part」の場合は、3教科。「Full」の場合は、6教科に加えて、Theory of Knowledgeの「TOK」と呼ばれる教科があります。TOKは哲学です。なぜ生きているのか、について議論をしたり、哲学者のQuotesから現代と照らし合わせて今の捉え方はどうか、考えます。TOKのみは、3点満点です。
    「Full IB」の場合は、45点満点で計算され、何点取れるかで大学が必然的に決まります。(36~38点で早慶レベル)

    特徴的であるのは、数学や物理、化学は問題を解いていくことに加えて、レポート提出が頻繁にあります。「なぜ」この問題は、この解であるのかを証明せよ。のように答えの意味を探ります。また、日本語や英語は、日本で習う一般的なものとは大きく異なります。日本語には、記事内にあるように「コメンタリー」と言われるものが中心であり、例えば、森鴎外の「雁」や「舞姫」を読み、森鴎外の生き様と本の表現を照らし合わせながら、どのような思いからこのような本になっているのか。また、主人公の心情は、歴史的背景のどの部分を皮肉っているのか。深く読み、小論文にするテストです。英語も同じです。

    また、高校3年時に日本へ帰国し、東京学芸大学附属国際中等教育学校へ通っていました。しかし、ベルギーのIBを経験した私にとって「まだまだ」という印象です。2年前なので、変わっているかもしれませんが、IBの場合、かなり高い質の教育レベル、教師のリテラシーが求められます。(実際にベルギーでは、化学の先生は教えられなくて解雇されました)なので、2年間でなかなか対応でききれてはいないと思います。これからもIBを導入するための先生教育、プログラム理解が必要でしょう。しかし、このような動きはとても良いことだと思っています。
    私はIBを通して、自分の表現力や考える力を身につけました。知識は、スマホや書籍で学習できます。必要なのは「思考力」です。


  • サービス企画⇒営業企画 ときどき 母

    バカロレア取得者です。
    タイトルはずいぶん煽りを感じますね(笑)
    私は高校一年で渡英して、高校二年から二年間のDPを学びました。
    みなさん書かれている通り、中身は違えども、それはハードな受験勉強でした。

    そのままイギリスに残ることは諸事情により諦め、帰国して9月入学を募集していた大学を二校ほど受験しました。
    もう20年近く前の話ですが、当時から、IB資格+面接などで受験できる大学はいくつかありましたよ。確かICUや慶應SFCのAO入試もその一つでした。
    IBをよく理解され、評価されていると感じました。何故なら、SFCの9月入学合格者(アメリカ帰国以外)はIBディプロマ取得者が多数だったからです。
    逆に、就職活動では少なくとも国内では全く考慮されませんでした。

    でも、バカロレアを取って良かったと思うのは、それが大学入学や就職に直接的に有効かどうか、ということよりも、一生の糧となる自分のベースができたことですね。

    幅広く見方を知る、疑う、確認する、を繰り返し、自分の思考をとことん深め、その上で意見を持ち、周りの意見とぶつけ合い、さらに深める、といったクセを付ける。
    それを記事にある6教科+TOK(epistemologyと呼ばれる哲学の一分野です)で鍛え上げるのは、最終試験受ける受けない関係なく、プロセス自体が誰にとってもハードで、だからこそ乗り越えることが自己肯定感に繋がるのだと思います。

    DPを学んだ立場からも、日本で採用が広がると良いな、と思っています。でも、そんな三年やそこらで広げるのはまず無理です。10年スパンで先生方の長期の研修や実習を含めた教員の育成がまずは先決だと思います。
    それぐらい全く違うプログラムで、恐らく一から思考を鍛えることを求められます。

    【DPについて追記】
    私が選択&受験したのは、数学(H)、物理(H)、化学、英語、日本語(H)、Business&Organizationでした。※(H)は上級レベル
    pickerのMori Shunsukeさんの学ばれていた科目(ほぼ同じ科目選択ですね(笑))からも分かるように、第6科目はartやmusicなどの芸術系科目ではなく、他カテゴリーから2科目目を選択することも可能になっています。
    こういった内容含め、追跡取材的に取得者のインタビューなどぜひ記事化頂きたいですね。


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