日揮が原発建設参入 日立の英計画、1700億円で受注へ
日本経済新聞
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プラント会社、コモディティー価格の下落によって、資源・エネルギー業界からの需要が激減してるだろうから、新規事業参入は不可避です。もちろんリスクも高いでしょうが。
日立はイギリスの原発へ。そして、日本企業の日揮、建設会社も参画。一方、イギリスのヒンクリーポイント原発では、中国とフランスが共同で実施。でも、フランスのアレバの原発子会社へは、三菱重工が出資。
正直、原発事業は、ドイツのように脱原発の先もあれば、イギリス・トルコのように依存せざるを得ない先もある。市場としても、プレーヤーとしても、中期的にみてどうなるか読めない。。。英国は気候変動問題への積極的取り組みを目的に、原発回帰を決めたが、自国開発の技術を失ったため、フランス、中国など他国に依存している。
先進国のなかで、英国は重要な市場と、日立も東芝も位置付けている。ゼネコンやエンジニアリング会社にとっても有望な市場である。
これに加え、韓国原発のように、オペレーションを行う電力会社が受注に参加することが競争力を引き上げるのだが、海外展開に意欲的な原子力オペレータはほとんどない。
この点からも、電力会社の原子力事業の再編が欠かせない。