「先」が見えてしまった。資格取得、独立を考えるべきか
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先週より、山崎元さんの「人生&マネー相談」を「資産マネジメント」カテゴリーで掲載しております。無料ですべてのユーザーさんにお読みいただけるようになりました。
小学生のころから、不動産の物件広告と求人広告を眺めるの好きでした。市場での価値を知ることで、どうやって生きるべきかを考えるきっかけになるからです。そういう意味では、「先が見えなくなった」時点で次を考えるのは当たり前に思えます。
「ヘッジをかけながら独立に移行せよ」という山崎さんのアドバイス。すごく現実的。この問題は、40代はみんな悩んでいること。プロフェッショナルで生きている人々も実は多少なりとも同じ悩みを抱えています。
やはり、どこかに転職という考え方だと、運命を天に任せている感覚があります。個人的には、お金を頂けるお客様はいるのか、それはどんな価値を提供できるからなのか。という極めて単純な方程式をいつも意識し、磨き続けることが大事なんだと思います。
価値と感じて頂けることも、時と共に変わっていきます。時代の半歩先をいつも意識し、どういう価値をどういうサービスとして提供すればいいのか?と考えていると自ずと転職先も見えてくるのではないでしょうか?
あとは、どういうコミュニティで生きていくのか。縦のつながり(Strong tie)よりも、横の緩いネットワーク(Weak tie)を時間をかけて作っていくことではないでしょうか。そうすると、どこで生きていても、自立した生き方が出来るような気がします。40歳前後はキャリアの世界では、人生の正午と言って、多くの人が、今までの人生を振り返り、これからの人生やキャリアを自分なりに考えるタイミングとなります。
自分も42歳で、大手証券からエンターテイメント業界へ転職しました。また、50歳くらいからは、その先の定年以降の人生も見据えて、サラリーマン稼業と平行して自分のキャリアへの投資をしてきました。
お尋ねの方も、その意味で、将来も考えた人生設計を始めていこうというのは、大変結構なことだと思います。それと、確かに資格があってもそれだけでは食えませんよね。着実に人脈作りをしたり、自分の進もうと考える分野への研究を怠らないことが大切です。頑張っていただきたいと思います。