カード支払サービス、Squareが上場申請―上半期の業績好調、ドーシーのTwitter CEO兼任に懸念
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決済ビジネスは規模のビジネス。小規模ではどうにもならない。
逆に、兆単位になれば赤字でもNY上場出来るという事だ。
主要なKPIはGPV(決済処理金額)、2015年の半期だけで2兆円近い規模に達している。
これがいかにすごい規模なのか、決済代行事業に従事している者にしかわからない感覚かもしれないが、強烈。
この規模で成長速度も年間50%を維持しており、すごいの一言。
申請資料によれば、In the 12 months ended June 2015, over two million sellers accepted five or more payments using Square, accounting for approximately 97% of our GPV.
という事で、200万以上の加盟店がほぼ稼動しており、それらが全体の97%のトランザクションを創出している、という。
この定義の切り方も、IR的には非常にうまいと思う。
その他の注目点は、
・NASDAQではなくNYSE
・2015年の半期で約670億円の売上、
・赤字は10%程度に縮小、
・リード投資家はコースラで17%保有!
あたりか。
注目の時価総額は、、この人気セクターのPSRからして(ラストファイナンスが6Bであった事も考え合わせると)10Bから人気化すれば最大20Bか。ウォールストリートが、この話題の多い会社にいくらつけるのか、見物だ。一時期はサービスの鈍化が伝えられていたSquare。しかし、上半期好調とのこと。(とはいえ、まだ損失額が大きいですが)
AirREGIの決済もSquare提携しているようですが、小型小売店での、市場開拓者としてやはり普及先はまだあるのでしょう。
しかし、本当の勝負はこれから。
上場は日本と同じくアリババなどで上場バブルと言われているので、評価はどうなるか。個人的にはバブルでない時期の上場の方が良いと思います。その後の経営の良し悪しがよく分かり、財務も健全な感覚で事業を推進できるかと。