年間3万人超が死亡。アメリカで沸騰する「銃規制論争」
2015/10/15, The New York Times
乱射事件だけではない銃の犠牲者たち
コロンバイン高校、バージニア工科大学、サンディフック小学校、そして今回はオレゴン州ローズバーグのコミュニティカレッジで銃乱射事件は起きた。次から次と続く狂気的な殺人は全米を震撼させ、銃規制をめぐる議論を巻き起こしている。
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コメント
注目のコメント
昔、日本では、刀狩りをやって、市中に溢れていた武器を徹底的に無くそうとした。目的は、権力者による支配力の強化であり、反乱への防止策であった。その流れではないが、現代日本では、銃刀法があって、武器の所持にはかなりの規制があり、銃のない社会を実現してきた。そこはアメリカとの大きな違いである。
アメリカは、歴史的にも多民族国家で、生活の安全、自衛のために銃などを持つしかなかった歴史的な経緯がある。銃への規制にはそれなりに反体制が多いのも事実であろう。規制が甘いが故に、誰でもが事故も含め、銃のリスクと隣り合わせで生きざるを得ない現実がある。それはまた、一方で徹底したリアリズムを産む土壌にもなっていて、アメリカという国を理解する基本となっていると思う。