シャオミのマーケティング戦略。重視するのは「参加感」
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『参加感』はシャオミを理解する上で、重要なキーワードです。もしかしたら、若者向けの全ての商品において言えることなのかも。本文中にも出てきますが、今の中国の若者は好みが細分化しています。昔の日本で見られたような「巨人、大鵬、卵焼き」というような現象は見られないと言います。これも、高度経済成長期が終盤にさしかかったことの表れなのかも知れません。それだけに、自分が好きな物には深くコミットしたいという欲求の表れなのかな~。
『参加感』っていう考えはおもしろい!
このマーケティング戦略は果たして世界でどこまで通用するのだろうか。
日本でも共創ということで消費者と企業が一緒になって商品を作ることで『参加感』を生み出しているが、思うような効果を生み出していない。
さらに、共創することで、消費者が考えてくれるから企業側からしたらなん為にマーケティング部門が存在しているのか理解できない。体験型マーケティングは少し前から、かなり注目を浴びている。
マーケティング担当者は体験型を実施しようと企画するけど、社内の承認を取って行く際に、恐らく上のレイヤーが「折角イベントをお金かけてやるんだから、商品情報入れないとまずいんじゃないのか」等々口出しして、体験型が薄れていくのだと思う。
体験型を成功させるには、社内営業と確固たる熱意が必要なんだね。