安保法案は「戸締まり」のため安倍首相、みんなのニュースに生出演
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後半部分を観た。一生懸命、ご自身の理解とイメージを説明されようとされていることは分った。ただ、①防災と戦争という対等・相当ではないものでの喩えは適切ではない（比喩は説明の手助けで説明そのものではない）、➁質問に対する回答が直接的でなく、客観的・通説的理由ではなく、自己（自民党）流の解釈や信念だったので、誰もが理解できるものではなかった、③某国からの具体的脅威が存在していると強調し、それに備えることの必要性（抑止力幻想？）を述べる一方、その脅威への対抗策が国民（特に、自衛官）にもたらす危険は少ないという「都合のいい」組み合わせ状態が怪しく感じられた。その意味で、一方で極めて現実的でありながら、他方では極めて楽観的なイメージを持たれていることが理解できた。国民の心配は、そういう特異な感覚の是非ではなく（私人として、どう考えようと自由だから）、国民に負託された首相の地位にある人や政権政党による一方的「暴走」を制御する、憲法に内在している理念やメカニズムが壊されることにある。国民の心配は、制御される側からの「大丈夫だ」「悪いようにしない」というような説明では解消されない。日本国政府はいつからか「後見的」ではなく、「領導的」なそれへと変容しているのかもしれない。経済や産業領域における現下の「リーダーシップ待望論」を短絡的に政治・外交領域に転移させてはいけないと思う。
的外れなほのぼのとした例えで論点をずらす、総理のお得意技。戸締まりのために憲法無視し、戸締まりのためにアメリカが攻撃されたら武器をもって遠く出陣する。、、かなり過激な戸締まりである。
フジサンケイやNHK以外にも出て、まともな議論されてほしい。説明すればするほどこれは無理という理解が深まるので、自民党は議員に箝口令をしいているという。一方的なパンフレットの配布やニコニコだけでなく、堂々と反論する有識者との公開議論をされてはいかがか。
