学者ら74人の「戦後70年総理談話について」声明全文:朝日新聞デジタル
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注目のコメント
たしかに洋の東西を問わず歴史において過ちを犯したことがない国というのは存在しません。しかし時の政府が行なってきた政策には功罪入り混じるのが常であって、現在の観念を基にした贖罪を謳うことが正しいのかどうかは疑問に思います。そもそも当時の時代背景の下で1931-1945を振り返る時、すべて日本側の過ちに基づいた結果であると国民を代表する内閣総理大臣が発言することはそれこそ先人に対しての不遜な態度であると個人的には感じます。安倍首相には国益に資する賢明な判断を期待したいところです。
全文を読みましたが、歴史を学んだことのある者であれば同意できる内容ですね。1931~45年の戦争が誤りであったことは、多大なる犠牲を払って敗戦となった事実からも疑いの余地はありません。私たちは、先人たちの、時に愚かな過ちから学ぶべきです。一方で、「戦争で犠牲となった人々への強い贖罪感と悔恨の念が、戦後日本の平和と経済発展を支えた原動力」であったことも紛れもない事実でもあります。
そもそも、こうした注文がつくと言うこと自体、安倍首相の歴史認識に国内外から不信の目が向けられている何よりの証左でしょう。国内外の状況を考えるとここでヘタを打つことは許されませんし、不穏当なものになるとは考えにくいのですが…。単に波風立てるだけならば、戦後70年談話など必要ないのではないでしょうか。総理官邸における70年談話の報告書は、いよいよ佳境に入りました。今まで公式には6回討議しました。うち、安倍総理は3回ほど参加され、菅官房長官は毎回参加されています。議事要旨は、以下で全て公開されています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/21c_koso/
僕の意見は、以下にまとまっています。
http://blog.globis.co.jp/