【馬田隆明】次の産業革命を牽引する「デカコーン」の条件
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東京大学FoundXの馬田隆明さんに、気候変動対策におけるスタートアップの役割を聞きました。
10年前のスタートアップは数十億円の資金を調達し、非連続的成長によってユニコーンを目指していました。集める資金が10倍になると、目指す企業価値は1兆円規模になります。
そんな経営環境を見ても、日本の経済や社会の変化を見ても、今のスタートアップは、よりグローバルな未来から逆算してファイナンスや事業を組み立てることが求められています。
大きな山に登る挑戦者を増やすには、それを支えるエコシステムが必要です。興味を持った方は、ぜひ馬田さんのブログやスライドも読んでみてください。
「未来の世界に必要なものを作れ」
https://blog.takaumada.com/entry/make-something脱炭素をスタートアップの目線から見た、非常にためになる記事でした。
スタートアップがゴリゴリにスピード感を持って引っ張ることも重要ですが、
私たち投資家含めた社会全員がこの変化についていけるか、主に意識やマインドといったソフト面の質的な変化も求められるなと思います。"今の気候テックに先端的な研究開発が必要かというと、必ずしもそうでもないんです。私は、これまでのように最先端の技術シーズありきで、ボトムアップの事業開発だけをしてもうまくいかないと考えています。
なぜなら、気候テックの起点になっているのは、社会や市場の変化だからです。
今の新しいマーケットに当てはめると、これまで見過ごされていた既存技術に新たな価値が見えてくる。昔はコストが高すぎて使えなかった技術が、需要の増加や補助金などの公的支援によって急速に普及の目処が立ってくることもあります。
なかにはもちろん最先端の技術が必要な事業もありますが、いわゆる「枯れた技術」でも、組み合わせることで脱炭素に貢献できれば、大きな価値をつくれます。"