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木造でも超高層ビルは可能!? なぜ木造ビルが増えているのか?

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注目のコメント

  • 江頭 浩
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    C+E建築設計事務所 代表

    建築業界、特に木造に強みを持つ企業から見た、脱炭素に関する記事。
    「炭素を固定し続ける」はその通りなのですが、炭素の吸収についてはどうなのかというと、実は楽観視していません。
    伐採した後は同数を植樹しますが、木が若いため伐採前の樹木が吸収している量と比較すると炭素の吸収量は落ちますし、すべてが建築材料として固定化できるわけではありません。

    また、木造といえど木だけでできているわけではなく、耐火性能が要求される木造建築の場合、石膏ボードを木に何重にも巻いて、耐火被覆する必要がある。
    耐火木造はRC造よりも環境負荷が高いとの報告も一部にあります。
    https://newspicks.com/news/5888438
    脱炭素だけではなく、総合的に環境への影響を評価する必要かも。

    耐火性能については、木造でもいくつかの工法で3時間認定が取得できているので、理論上耐火制限はクリアできると思います。
    記事の通り、耐火時間に関する見直しも検討されていますが、最大3時間というのは変わりはない。

    中高層耐火木造は、悪くはないと思いますが、問題も各種ある印象です。

    個人的に問題だと思いっているのは、そもそもの森林環境。
    下記でラジオ出演させていただき、少しだけ話させていただきました。
    https://newspicks.com/news/9326119
    番組で話せなかった内容を、追加でコメントしていますので、よかったらご試聴ください。

    コメント抜粋
    戦後に木材の需要が高まり、1960年代に大規模な造林が進められました。
    当初は家や集落の近くの林から伐採していたのですが、銀行に預けるよりも木を植えた方が儲かるため、当時の健脚豊かな方々が歩いて行ける可能な範囲をことごとく、谷や尾根など急勾配な場所も関係なく植樹しました。
    それでも昔は就業者も若いし、例えば冬に雪を利用して谷へ滑らせて、川を下らせて木材を運搬することが可能でした。
    ただその後、安い外材が入ってきて、林業は廃れていきます。
    そのためにインフラを整備して大型重機などを使い効率化しないと、なかなか外材に勝てない状況なのですが、林道などのインフラが整備されているとは言えない。
    急勾配に植えてしまった杉などは、インフラの整備自体が難しく人が伐採するして人にかかる負荷が大きく、高コストとなるために放置されている状況です。


  • 齊藤 三希子
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    PwCコンサルティング合同会社 Director

    ようやく日本でも木造建築物の価値が見直されるようになってきました。
    より木造建設物が加速化されるよう、再資源化も加味した、評価方法の新設や改定、建築規制の見直しを行う必要があると思います。


  • 菊池 康孝
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    東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 マネージャー

    木材は日本の最大の資源であるという事、ウッドマイレージも減少でき脱炭素に対して有効な手であると思います。技術開発と規制の適正化、林業から考えるサプライチェーンの構築等課題もあると思いますが、寺社建築も1000年単位のエビデンスがあり我が国がリードできる領域なのではないでしょうか。当社グループにおいても少しづつ木造建築が導入され、事例が出てきています。今後のさらなる発展により、木造建築が多い都心部の実現も期待したいです。


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