[ヨハネスブルグ 14日 ロイター] - 米大手コーヒーチェーンのスターバックス<SBUX.O>は14日、南アフリカで飲食店などを運営するテイスト・ホールディングス<TASJ.J>と独占契約を締結し、サハラ砂漠以南のアフリカに来年初めて進出することになった。

契約によると、テイストはスターバックスのコーヒー店を25年間にわたり運営する権利を得た。テイストは昨年、ドミノピザ<DOM.L>と南アフリカにおけるライセンス契約を結んでいる。

スターバックスは約66カ国で2万2000以上の店舗を展開する。テイストとの契約には南ア以外の国での権利も含まれるが、詳細は明らかにしていない。

スターバックスは現在アフリカのエチオピア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、カメルーン、ブルンジ、コンゴ民主共和国、ケニアの9カ国からコーヒー豆を調達している。

世界的な飲食店ブランドはアフリカへの投資を拡大しており、米クリスピー・クリーム・ドーナツ<KKD.N>は5月、南アフリカに今後5年間で31店舗を開設すると発表した。