牛角の「女性だから半額」はもう通用しない…「女性客に愛される店」がやっている"女性限定"より効果的な手法
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性別・年齢・居住地・年収などの「人口統計軸(デモグラフィック軸)」によるターゲティングはわかりやすくオーソドックスながらも、ライフスタイルの多様化を背景にマーケティング戦略的にも無効化していることが以前から言われていますが、こうした人権的な面でのリスクが認められる時代になってきたということなのだと思います。
「女性限定」「男性限定」「30代限定」「東京限定」などの単語を見るとそうしたネガティブが目に見えてわかりやすいですが、こうした区別・差別が明確になりがちな軸に代えて、時間や生活様式、趣味などの「ライフスタイル軸」、パーソナリティや心情などを踏まえた「心理軸」などが、マーケティングの効果的にも、倫理的にも有効になってきているのではないでしょうか。ふむふむと思って読んでいたけど、4ページ目に「女性の集客を図りたいのであれば、女性が好みそうな食事やデザートを割引にするというやり方もある。」とあって、はて? そういうのジェンダーステレオタイピングがバイアスを助長するんだぞ、まじてそういうとこだぞ、と。思いました。
男性と比較し、支払い意欲の低い女性層を取り込むための値引き施策。類似の施策で映画館のレディースデイなどもあるため、ここまで男女差別と炎上するのはちょっと驚きでした。
男性と女性で比較して、食べる量や、注文する肉の種類が異なる等の差分がある場合が多いので、例えば「食べる量・注文できる商品を制限した半額プラン」などの施策にした方が無難だったかもしれないですね。
と、いうのとSNSでの発言が目立っているが、実際のところ男性の来店客数は減少せず、女性の来客数は増え、施策としては成功だったという結果に終わるケースもあるあるです。