アシックス、野球用品縮小 収益強化へ経営資源集中
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同社から以前に発売されていた米国「ローリング」社とのライセンス契約が終了後にR社が日本法人を設立した影響もあります。アディダスはデサントと契約していましたが、解除後は同じく日本法人設立で「デサント」ブランドの野球用品を販売しています。その後に伊藤忠の傘下に入ったことを考えると海外ブランド依存は難しい面があります。三陽商会のバーバリーなどの例も思い浮かぶます。
大谷選手やダルビッシュ選手が希望すれば今後も提供は続けるという感じでしょうか。ナイキもコンシューマ向け販売は終了していますが一部のプレイヤーは引き続きナイキ社のギアを使用していますしね。
しかし元々シューズのメーカーなのにイチロー選手も大谷選手もことごとくスパイクの契約を解除されたのは何故なのかずっと気になっています…(実はスポーツギアオタクなのです笑)そうだろな、という印象。アシックスは売り上げの7割くらいシューズだし、中期経営計画とかでも「とにかくランニングに力を入れています!」というのがはっきり分かる。
野球用品って日本では数百億程度しか市場規模がない。NPB調べだと100万人くらいしかプレー人口がいなくて、うち半分くらいは小中高の学生だから、一般はわずか50万人くらいしかいない。海外も結局はアメリカ頼み。一方でランニング人口は日本だけで900万人近い。野球は「プレーを見る」スポーツになってしまっているのが実情。そこでゼットとかミズノとかと戦っている。
野球という小さいパイで戦うより、ランニングとかテニスとか全世界型のスポーツに投下したいということ、なんでしょうね。