“女性起業家の半数がセクハラ被害” スタートアップ業界で何が
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記事に出てくるデービッド・ミルスタインさんは、Eight Roads Ventures Japanの代表であり、昨年、JVCA(日本ベンチャーキャピタル協会)を脱退された経緯を以下に書かれています。
https://note.com/ervj/n/n06ab2aa78594
単に業界団体から脱会するだけでなく、記事中のように実際に取り組みに移られていることに敬意を表したいと思います。
(意識・無意識に)セクハラを行うような投資家は資質に欠けることは言うまでもないですが、優越的な地位関係が生じやすい中でガバナンスが効きづらい構造をどう改善していくかも重要です。
例えば、大企業であれば、通報窓口の設置、ガイドラインや啓蒙活動、懲戒規定などの取り組みにより、抑止する力が働きます。一方で、VCでは、LPや業界団体といったステークホルダーはいるものの、セクハラを止めるほどの関わりはないと思います。
また、記事中では「投資家」という一括りですが、エンジェル投資家など個人活動であればなおさら、止めることが難しくなります。
この数年の一連の報道を機に、大きく環境を変えるタイミングが今なのではないでしょうか。
特にJVCAやベンチャーキャピタル、著名投資家と呼ばれる方は、ぜひ沈黙ではなく、行動をお願いしたいです。
私もスタートアップにメディアとして関わっていますので、自身の責任を果たしていきたいと思います。まだあるんだ、と驚いている人がいるのが不思議だ。
女性起業家同士集まると、資金調達時に気をつける投資家の情報共有の場となる。男性起業家なら、バリエーションが渋い投資家やピッチ時スマホばかり弄ってたなど態度の悪いVCの情報共有が中心となる。
このようにマイノリティにとっては、仕事の話ができるというスタートラインに立つことができないことがある。
ブラック企業よりもホワイト企業の方が、残業時間は多いだろう。ブラック企業にタイムスタンプはないだろうから。
ホモソーシャルなスタートアップ業界で、この不均衡を可視化するための一歩を踏み出し、NHKが公にする舵を取ったことにこれを機にこういうことをしている方たちが炙り出されて欲しいなと思いました。日本の将来とスタートアップのことを考えて本気でVCやってる人たちも当然いるので、こういうのは本当に足を引っ張っているなと。取材された方、取材に応じた方々の勇気や行動力が現状改善に繋がるよう、業界に関わらずひとりひとり意識していかなければならない問題だと思っています。