20代の死因の半分以上は自殺!1950年との比較をしてみた~稀に役立つ豆知識
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注目のコメント
多くのコメントに書かれているように、一番大事なのは最後のグラフ。要するに、若者が病気で死亡しなくなったので相対的な自殺の割合が高くなったということで、私はこれは喜ばしいことと思う。
高度経済成長期には自殺数が減っているのでその後上昇しているが、1950年と比べると概ね減少か横ばいらしい。2010年以降で全体として減少傾向なのは良いこと。このまま減少すれば、「自殺率の高さを問題視する意識」に「自殺率の低下」が追い付いて、落ち着くのでは。
他のことについては、
・1980年から2013年の間に、死因として「交通事故」と「不慮の事故」が激減している。医学の進歩だろうか。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/furyo10/
・「老衰死」のこと。老衰というのは定義的に微妙で、医師の診断で死因が老衰とされれば病気にかかっていても老衰死になる。逆に言うなら、本質的には老衰が根本にあっても、それが原因で遭った事故やかかった病気が直接的な死因と判断されれば死因はそちらになる。
「老衰死」の増加は、おそらく医師が曖昧な「老衰」という表現を避ける傾向にあり、実際に罹っていた病名で診断することが増えたことに因るのではないか。または平均寿命が延びて、それよりも低い年齢では「老衰」と書きにくくなったこともあるかもしれない。いずれにせよ、おそらく定義や診断上の問題。