セブン&アイ・ホールディングス井阪社長が取材応じるも…カナダ企業の買収提案について「話すことはない」
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注目のコメント
どこかのフィナンシャルアドバイザーが、セブンの株主は機関投資家と企業が中心で、面倒な個人投資家がほとんどいないから買収しやすいと言ってました。
方やイオンは個人投資家還元をしっかりやって、無数の株主が存在するし株価も安定して高値なので買収かけにくいと。
まあ、そういう脇の甘さだよね。為替影響考えない迂闊な経営っていうか。
今の経営陣に防衛手段はないと思う。2年前、米アクティビスト、バリューアクトに狙われる前にセブン&アイはイトーヨーカ堂の赤字体質改善に着手するべきでした。
メルカリ同様、経営者や社内風土が株主、資本効率、PBR、ROE からずれ、保身や妙なこだわりに向くと、株価は低迷し買収対象としてカモにされます。
メルカリは米国撤退、セブンはヨーカ堂切り離しなど、実行するだけで株価が上昇する事が見えているからです。
アクティビティストでなくても一般投資家であれば誰でも分かる事象。日本の経営者は意識を株主や資本コストに向ける癖をつけなければ株主決議で首が飛ぶ事を自分事として認識する必要があります。
米国では当たり前の話でもあります。今回のセブンの対応は、色んな意味で試金石だと思います。
日本の上場会社、みんな株価が安いので、買おうと思えば買えてしまう値段だということです。買えてしまう値段だから、買われそうになった時にどうするのか、は経営の舵取りの上で想定しておくべき重要なシナリオです。
上場会社って、こんなこともあるからいいことばかりじゃないです。