総裁候補から、裏金、利権話まで…因縁の相手が登場【亀井静香】
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思わず最後まで聞き入ってしまいました。政治家の表と裏、興味が尽きませんし、名言(迷言)も多々で否応なく記憶に刺さってきます(こういう言葉がポンポン出てくるのはさすが)。
・今の政治家はプラスチック
・日本は談合
・純ちゃんは天才
・Tさんはバラ(とげがあるから(笑))
・総理に必要なのは強い意志と華
・次に来るのは応仁の乱
・共産党が暴力革命をしないのは矛盾(爆笑)
時代錯誤も時折入り、堀江さん苦笑の場面も含め、とても面白かったです。
・字幕追加をお願いします。亀井さんの音声がご年齢と方言も相まって、3割ぐらい正確に聞こえません。
文脈でだいたい分かるものの、この手のキャラクターの方は表現が面白いので、全文聴きたくなります。(開始前記載)よく双方OKしましたね…
ちなみに亀井さんが総裁選に出た中で決定的に動いたのが2001(平成13)年4月の総裁選。
前回2021(令和3)年の総裁選では政策の違う高市さんが支持に回ったことで岸田さんは勝てました。当時も、政策の違う亀井さんが支持に回ったことで小泉(父)さんは勝てました。
そして、ここが大事ですが、支持を失って政権を退陣した森さんと当時小泉さんは同じ派閥ですが、亀井さんは違う派、という位置づけになります。ただ、同じ派閥とは思えない位に疑似政権交代の効果のある支持率の変化ではありました。
その亀井さんが抜けたときに作ったのが国民新党、粗く言えば「郵政国営維持」党でありました。郵政民営化に反対したメンバーからなり、郵政民営化に反対して自民党を追われたメンバーの心の支えとして成立した面が有りました。
なお、それは反対した当時の自民党議員全員ではなく、綿貫さんら一部のメンバーに限ります。当時の野田聖子さんのように何としてでも自民党に戻ってやる、という意識の人もいましたし、平沼さんのように独自の道を行く人もいました。
そのときに自民党直属ではないですが、小泉さんの事実上の支援を受けて、当時の郵政民営化を中心とした改革に賛同する側として堀江さん(ホリエモン)は立った際、1番焦点に当たるようにと選ばれた選挙区が当時の広島6区、いわゆる亀井さんの地盤でした。
結果は御存知の通り、この選挙区は亀井さんが勝ちましたが、全体では郵政民営化で踏み絵を踏まされた自民党系が大勝した、下院たる衆議院が小選挙区中心になると何が起きるかを初めて示した選挙でした。
後に国民新党の主眼たる郵政民営化も重視されなくなり、事実上消えていきます。亀井さんももう議員ではなくなっています。一方で堀江さんの肩書きも変わりました。
なお、国民新党には亀井さんが大物の中にも2人いたのですが、もう1人の亀井さんの系譜で国民新党に残っていた亀井亜紀子さんは後に立憲民主党に移ることになり、立憲民主党がリベラル系だけではない保守系のメンバーが入っている様相が前面に打ち出されて亀井亜紀子さんはこの前の補選にて返り咲いています。岸田さん退陣の引き金の1つにもなった補選で、ここで自民党が落とすはずはない、という選挙で負けた、という部分がありました。
立ち位置の変わった2人が何を語るのでしょうか。