シリコンバレー地域の住宅価格中央値が200万ドル突破、米都市圏で初
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需要が多いというより、供給が少ないとよく言われます。昔から住んでいる人は、売ったらキャピタルゲイン税がすごいことになるし、売って次に移る先がやはりべらぼうに高いので移れない、などで、家を売るのは躊躇してしまいます。建設認可が厳しいので、なかなか新築住宅も出てこないということです。
建設認可が出ない、という点については、「水不足」が原因という話も聞きます。それだけではないですが。日本ではあまりイメージできないかもしれませんが、アメリカの西半分は水の限界があちこちで問題になりつつあります。やー、ってかこの金利で上がり続けるって、上昇の原因は一般人の住宅購入じゃ無いですよね。キャッシュ買いできる金持ちによる投資目的の買いです。こうして貧富の差がまた広がります。
最近SFベイエリアからシアトル近郊に引っ越しましたが、生活環境で言えば全然こちらの方が良いですね。ベイアリアにしかない仕事も一部あるのでそれが人生において重要な人にとっては分かりますが、普通の人はシリコンバレーにすむべき理由はありません。
一番可哀想なのは、もともと地元として住んでいた中間層の人達で、例えば教師は生活水準が高過ぎて住むことができなくなっており、自治体が彼らに住宅補助金を提供するいうニュースはよく見ます。
元凶だと言われているのが、新規住宅建設の規制です。SFベイエリアではほとんど見ませんでしたが、シアトル郊外ではどこかしこでもニュータウンが作られています。シアトル近郊も日本の感覚だと住宅価格高いですが、まだアメリカの中間層がそれなりの生活をするチャンスは残されている印象です。