大坂なおみ、無念の初戦敗退...元世界ランク1位対決も、五輪後引退発表のケルバーにストレート負け【パリ五輪】
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大坂なおみ選手は過去を見ても左利きとの対戦相手を苦手とする傾向があります。右利きに日頃慣れている事もあり、左利きは全てが逆回転で、戦術的にも多少の工夫が必要です。そしてこのパリ五輪の対戦相手は、アンゲリク・ケルバ(ドイツ)で、大坂なおみのような強打をする選手を得意とする選手でありました。結果はストレート負けに終わりました。
2021年の東京オリンピックでもベスト16で、左利きのマルケタ・ボンドロウソワ(チェコ)に敗退しました。その年の全米オープン含め、3連戦で左利きの選手に敗退しています。
今後の大坂選手の左相手の戦術として、バックハンドのダウン・ザ・ラインをもう少し増やすなど、プレーの幅を広げる事が鍵になるかと思います。試合が始まってしばらくは大坂なおみちゃんのプレーは素晴らしくて、今日は楽勝!とまで思って見ていたのですが、ケルバーがしぶとくていつの間にか劣勢になっていたという感じで不思議でした。でも中村豊さんのコメントを読んで、ナルホド!なおみちゃんはサウスポーが苦手だったのかとわかりました。でもかつてのなおみちゃんと違い、負けていても感情に振り回されるような様子はなく、子供が産まれて本当に強くなったと思います。来月の全米オープンは得意なハードコート、また全力で応援します。