みりん研究会、総会開催 幹事交代などを承認
2015/06/26, 日本食糧新聞
【関西】みりん研究会(村田謙二代表幹事)は19日、第18回みりん研究会総会・第36回講演会を大阪市北区の大阪弥生会館で開催した。同会は、みりん類を製造するメーカーの技術者らで構成され、調味料としてのみりんの地位向上を目指し、消費者への啓蒙(けいもう)に寄与することなどを目的としている。
総会では平成26年度事業報告ならびに一般会計収支、平成27年度予算案がそれぞれ報告され承認された。また役員交代選任で、相生ユニビオの前田真則氏から同社の島津義之営業部部長へ、MCフードスペシャリティーズの尾中孝氏から同社の殿川隆志醸造調味料・加工用酒類事業部マネージャーへの幹事交代が承認され、会計監査としてキング醸造の井口雅嗣氏から同社の吉野寛生産本部副本部長への交代が報告された。
引き続き行われた講演会では、石田丈博宝酒造西日本調味料カスタマーセンター長が「本みりんの調理効果~主として本みりんの抗酸化効果」、川原崎淑子園田学園女子大学短期大学部短期大学部長が「みりんとジビエ料理」、松田秀喜焼津水産化学工業代表取締役専務執行役員が「鰹節の底力~おいしさと健康について」、金井啓修陶泉御所坊十五代目主人が「神戸ビーフ物語」を演目にそれぞれ講演。参加した約50人の聴取者は「みりんや発酵調味料の使い方や効能、日本の和食文化など知らないことが多く、勉強になった」という声も多く、熱心に聴き入る姿が目立った。
(田中秀哉)
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