【3分解説】ANA・JALもタッグを組む「カスハラ問題」の深刻度
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最近ニュースでもよく聞くようになった、カスタマーハラスメント(カスハラ)。航空大手のANA、JALがタッグを組んで対策に乗り出しました。
カスハラは社員が心を病むし、辞めやすくなるので、企業にとってもばかにできないコスト増の要因です。
カスハラ対策に詳しい弁護士なども取材して、航空業界だけでなくカスハラ問題の概要をサッと理解できるようにまとめました。
本記事とは無関係ですが、記事を準備していて同僚から吉本興業の元外資系CA芸人のクレイジーココさんYouTubeチャンネルの動画を教えてもらいました。
CAの立場からは普段こう見えているのかと耳が痛かったです。23分と長いのでお時間ある方限定ですが、普段飛行機利用される方も多いと思いますので、カスハラをしてしまうリスクを下げるためにもどうぞ。
【クレーム大爆発】CAからお客様への逆クレーム募集したら不満の溜まり方が異常だった件🔥
https://youtu.be/dX0Fqsm9BeQ?si=VMGhN4FLOcdWypl5
追記 ご質問があったので。
カスタマーハラスメントは日本語の造語で、英語だとcustomer abuseやabusive customersと言うようです。以下のような記事もあったので、日本のように神様文化ではないかと思いますが、従業員をどう守るかの課題は海外でもあるようです。
https://www.zendesk.co.jp/blog/abusive-customers/日本は今急激な労働力人口の減少局面にいるため、賃金を上げても人が取りづらくなっています。労働者のコストが急増する中で、理不尽なクレームをつける単価の低い顧客は経済性の観点からも企業は許容することは出来ないと思います。
端的に書いてしまうと、こんなドライな感じになってしまいますが、そもそも人として、店側でも顧客側でも気持ちの良いコミュニュケーションをとりたいものです。お客様は神様です。
この大きく誤解された言葉がエキセントリックな日本人を生み出したことは否めないでしょう。言わずと知れた三波春夫さんの言葉です。
彼は後年、私が言っているのは、そういうことではありません、カスハラの類をするお客は私の言っている「お客様」ではありません。と意図せざる使われ方をしていることに心を痛めていました。
欧米ではこんな言動を客がやろうものなら、逆に訴えられておしまいでしょう。最近は日本企業も従業員を守るという当たり前の方向へ舵を切っているので、一気に根絶まで行ってほしいものです。
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