為替巡り「適切に対応」「24時間準備」、財務相らが相次ぎけん制
AI要約
- 1政府関係者が円安水準への「口先介入」を行い、過度な変動を避けるための対応をすると発言
- 2市場では円安・ドル高の流れが続き、為替相場が160円を超える可能性に注目
- 3米財務省の監視リストに日本が追加されたことについては、経常収支や貿易収支に基づくものであり、それ自体が問題があるということではないと説明
コメント
注目のコメント
「経済のファンダメンタルズに沿った動きかどうかが重要で、『100円だろうが200円だろうが関係ない』と述べた」 (@@。
為替操作国の監視リストに再び入ったのは「常収支や貿易収支などの基準に機械的に照らして認定されただけ」とのことですが、対米貿易黒字が急激に膨らんだわけでもないですからね・・・ イエレン財務長官が日本の為替介入を牽制するような発言もなさっていましたし、ちょっと微妙なものを感じないでもありません。
それはそれとして、じわじわ進む近時の円安は、確かに急激な変化とは言い難い。もしこれがファンダメンタルズに沿った動きで、200円がファンダメンタルズ的に許容されるとすれば、我が国にとって大変な問題です。だって、日本人が先進諸国に行って感じる物価と先進諸国民が日本に来て感じる物価が同じになるドル円相場(購買力平価)は、IMFによれば1ドル90円程度ですし、円安方向に見ても、せいぜい110円台前半くらいまででしょう。
通貨の実勢が購買力平価より明らかに安い、つまり自国の物価が先進諸国の物価と比べ極端に安いというのは、発展途上国に特有の現象です。これをファンダメンタルズ的に当然として受け入れるということは、日本と日本人の豊かさが発展途上国並みに落ちたと認めるに等しいことですから。
円買い・ドル売り介入に制約がある中でじわじわ進む円安に対処しきれない以上、このようにおっしゃるほかないというのが実態じゃないのかな・・・ (・・;一時的な為替介入をしてもどうしようもない。
根本的に何かをする必要性があります。
このままでは日本の国内産業や輸入業は壊滅するでしょう。
利上げもせざる得ない状態です。0.001%を0.01%にしてもどうしようもない。
痛みを覚悟する必要性がある。
その他にできることが何かあるのであれば良いが、ただ楽観的思考や他国依存の思考しして待っているだけでは何も変わらないだろう。何度も為替介入して結局この水準に戻ってしまうのは市場としたらこのレートが適切だからなのではないでしょうか
今が少し円安に振れていたとしても120円や110円が普通になることは無さそうでそれこそそちらは過度な円高水準ということになりそうです