【幹部直撃】ソフトバンクが激推しする「パープレAI」が面白い
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AI検索サービスPerplexity(パープレ)が、ソフトバンクとの提携を発表しました。ソフトバンクユーザーなら、有料版を1年タダで使えるというもの。
生成AIの検索サービスは色々ありますが、パープレの特徴は回答のソースが表記されている点。そして有料版は、GPT-4やClaude3のような他社の最新モデルも使えちゃうところが「お得」ということで、界隈で話題になっていました。
今回の提携に際して、経営幹部が来日。20日に都内で開かれたユーザー交流会では100人以上が殺到して会場に入り切らず、急遽代々木公園に移動するというプチ事件もありました。
生成AIサービスは、最初こそもの珍しくて皆使ってみるものの、マネタイズがなかなか上手くいかないという壁があります。ここをどう突破するのか。最高ビジネス責任者を直撃しました。"パープレ”は呼びやすくていいですね!
技術の素晴らしさのみに驚いていた1〜2年前と違い、私たちユーザーの目線は間違いなく安心安全に生成AIを使えるかに映っているのではないでしょうか。より現実的な使い方が行われていることの証ですが、その観点で、生成AIサービスを提供する各社には対策が求められていることは間違いありません。
ChatGPTを提供するOpenAIでは、危機管理の責任者であるヤン・ライケ氏が同社の対策不備を理由にライバルであるAnthropicに電撃移籍したほか、業界ではGoogleやOpenAIの従業員がリスク対策の不足を訴える公開書簡を発表するなど、リスク管理面・セキュリティ面での動き気がかなり注視される状況にあります。
この取材でも後半に突っ込まれているように、このパープレも同様です。ChatGPTと違い「パープレはオープンソースの基盤モデルを使っており、自社で学習は行っていません。私たちがメディアの記事を参照するのは、ウェブをクローリングして情報を整理し、どれを回答に使うかを決めるときです。これはグーグルなどがやってきた、従来の検索と同じです。」とありますが、技術仕様の問題ではなく、事実として、直近でWIREDやForbesに著作権侵害を指摘され、対応を求められてしまっているわけです。
生成AIの技術は革新的であり、その性能は驚くべきものですが、市場浸透が急がれすぎ、こうしたセキュリティ対策・リスク対策・法整備が後手に回っている状況であることは否めません。
ソフトバンクさんには、今回の提携を機に、国内だけでなく世界の模範となるような安心安全に使えるサービスとしての普及もぜひ目指していただけることを期待したいです。「パープレ」は正式通称なのですね!
回答に癖があるので、セカンドオピニオンとしてそこそこ使っています。情報源をソースだけでなく、統計表等の画像も示してくれるのはユニークですね。
Web記事を書く方にはPerprexity Pagesはかなり使えるのではないかと思います。